本は消えないと嘯いた「Studio Voice(スタジオボイス)」が消える

Webサイトの休止に続いて、雑誌が休刊の話題。
サブカルチャー雑誌の雄「スタジオボイス」が休刊になるようようです。

「スタジオボイス」が休刊(時事通信) - Yahoo!ニュースより引用:


 現代文化を扱う月刊誌「スタジオボイス」が9月号(8月6日発売)で休刊することが3日、分かった。発行元のINFASパブリケーションズは「部数の低迷や広告減などから判断した」としている。1976年創刊。発行部数は最高で約10万部だったが、最近は3、4万部に減っていたという。最終号はカメラ特集の予定。 

スタジオボイス」といえば、ちょうど昨年のいまごろに、「本は消えない」と特集を組んでいました。
それから一年。。。
ついに「スタジオボイス」自身が消えることになってしまいました。


Amazon.co.jp: STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 07月号 [雑誌]: 本より引用:


「雑誌はつまらない・・・」、「必要な情報はネットで十分・・・」と語られる昨今において、消費や流行などに迎合せず、作りたいものを作るという根源的な表現欲求を体現するこれらの誌面は、(編重、偏愛はあれ)圧倒的にクリエイティヴである。そして、これらの小さな点を結ぶことで見えてくる"何か"があるはずだ。


雑誌とテレビを超えた先にあるものは... - convivial-weblogより引用:

STUDIO VOICEで「本は消えない!」という特集がくまれていました。本の人たちは空気を感じ取っているのでしょうか。確かに本は面白いので、消えることはないのですが、これはもはや敗北宣言のような気さえしてきます。